終わりのないしごと
せんせいのしごとは、終わりがない
定時になっても、やることはいっぱいある
そもそも、子どもたちの成長のためにするしごと
今日、ここまでやったから、子どもたちの成長から考えて終わりとはならない
「せんせいのしごと」は、自分でやめなければ、いつまででも続く
平気で長時間労働になる
しごとの「内容」で終わりのタイミングを決めちゃうと
もうちょっと、もうちょっとって
何時まででもかかっちゃう
大事なのは諦めと「強制終了」
せんせいのしごと、せんせいの事務は
「諦めにも似た前向きさ」が大事なんだと思う
よい意味で、しごとを諦めること
諦めるタイミングは「時間」
あらかじめ決めた時間でやめること
どんなにやっていることが途中でもやめること
まさに「強制終了」
もうちょっとやったら切りがいいからとかはダメ
納得がいかないからとかもダメ
100点を目指しちゃダメ
そもそも何が100点かなんて誰も分からないんだから
そのこだわりは、無駄なことが多い
せんせいのしごとは、終わりを自分で決めるしごと
だから決めないと、どこまででも労働時間は増える
大きなゴールで時間がきたら
スケジュールで絶対に守らなくちゃいけないリミットをある
だから、そこは長期目線で明確に設定して
日々のしごとは、終わらなくても「時間」でうごく
(スケジュールの立て方はまたの機会に紹介したいな)
「終わりの時間」を決める
自分の行動と紐づけて、たとえば
「ぴったり定時で校門を出る」とか
「18時になったら、パソコンの電源を切る」とか
一日ごとでもいいし、週ごとでもいい、年間徹底するってのもあり
あとは、決めたとおり
しごとの切りが悪くても、なんでも
「諦めにも似た前向きさ」で帰る
だって、明日、あの子に会うときのコンディションを最高にする
それが「せんせいのしごと」の一番大事なことだから
「せんせいの事務」の根底は、自分の日常の管理だから
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