時間を意識して時間を忘れる
「せんせい」のしごとは、タイムマネジメントが重要
結論から言うと、
時間を意識して、時間で動き、それが習慣化し、時間を意識していないようなんだけど、自然と時間で動いている
そんな「時間を忘れている」ようなところまでいけるといいなと思う
だって、子どもの学びを見守る大人が、「時間が、時間が」って言ってたら、子どもがかわいそうだから
終わりは次の始まり
まずは、「時間を意識する」こと
例えば、小学校の授業時間は1コマ 45分間
通常、授業が終わった後は休み時間になる
ということは、授業の終わりは、休み時間の始まり
まずは、これを強く強く意識すること
だって、授業が時間で終わらないと、子どもの休み時間が削られちゃう
子どもの学びのために、子どもの休み時間は決められた時間とらなくちゃいけない
絶対に
だから、自分が話している途中でも、時間で話をやめて休み時間にするくらいの気持ちが大事なんだと思う
だって、休み時間を削る大人を子どもは信用しない
ときに、子ども自身がもっともっと学びたくて、休み時間も学習を続けていることもある
ぼくは、たくさんほめてあげながら、でも休み時間にしてねって伝える
終わりは次の始まりだから
終わりは終わりとして大事にしてほしい
だってそれは、次の始まりだから
時間を意識しまくる
多くの学校は、日課で動いているから、時間で動くことが大事になる
年間の授業時数から、学期の授業時数、一週間の授業時数から一日の日課まで
授業の時間から、休み時間、授業での活動時間からまとめの時間
子どもたちの下校時刻から、ぼく自身の出退勤時刻にいたるまで
すべてが時間で動いている
あなたが務めている学校のチャイムの音の長さは何秒ですか
ぼくが務めていた学校のチャイムは30秒だった
ぼくが、職員室を出て、教室まで歩いてかかる時間も30秒だった
職員会議は、何分やるのかな
打ち合わせは、時間決めているかな
とことん時間を意識する
だって、子どもたちの学びを支える教育課程が時間に基づいてつくられているから
時間を忘れる
でもね、子どもの学びは、時間では区切れない
時間とは、別の次元で生まれて育まれるんじゃないかと思う
だから、「せんせい」は時間を意識しまくって
意識しなくても自然と動くようになれたらいいなって思う
時間を忘れているぐらい、ゆったりと子どもと学びを紡ぐ
そんな在りかた、そんな姿で、教室にいれたらいいなって
そうしたら、子どもたちは安心してゆったりと学びを紡ぐことができるんじゃないかなって
ゆで卵つくるみたいにタイマーで計ってなんて
子どもたちの学びは、そんなんじゃない
「せんせい」が時間を忘れているぐらいの在りかたでいたい
ただ、そのためには、一度、強く強く時間を意識する必要があるように思う
そうじゃないと、ただただ時間を忘れているだけになっちゃうから
これって、結構難しい
でも、せんせいのしごとの大事な大事な「事務」的な部分なんだと思う