大人になる途中



子どもは「大人になる途中」じゃない

でも、ときに大人は子どもを「大人になる途中」という存在として見てしまう

見てないって思っても、どうしてもそういう目が働いちゃう

「今」という瞬間


「今」という瞬間を生きる

かけがえのない一個の主体として

目のまえの子どものそんな人生の瞬間に

立ち会っている 出合っている

「せんせい」ってそんなしごと

それを忘れないでいたい

それをちゃんと感じていたい

完成された「今」


子どもにとって

「今」は完成された「今」でしかない

かけがえのない「今」

何かに向けた途中じゃない

「今」、「今」が

かけがえのない「今」が在る

そんなコドモノ「今」をみつめたい




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