コドモノことを語ろう

「せんせい」の楽しみ

職員室で、子どもの話をする

「せんせい」の楽しみ

今日、あの子はこんなことがんばった

こんなことができるようになった

コドモノ笑顔や涙を、学びを語り合う

こんな楽しい時間はない

ときに指導しなくちゃいけないことも語る

それもまた、あの子の成長を描く時間

とても嬉しい時間

極論「せんせい」は、この楽しみのためにがんばっている

コドモノ学び、それ以上の何がある?

悪いところに目がいく

でも、ときに、子どもの悪いところが目について

ひとりの「せんせい」が職員室で、あの子の悪いところを話す

それを聞いた別の先生が、他の子の悪いところを話す

職員室はいつのまにか、子どもの嫌なことを話す場所になる

どうしてもそんな雰囲気が生まれちゃうときがある

雰囲気は理屈で変えられるものじゃないから

どうしても、そうなっちゃうときがある

でもね

職員室は「せんせい」が語ったことでてきてる


あの子は、こんなところがうまくいかない

それは、あの子の伸びしろ

あの子は、こんなところがうまくいく

それは、あの子の伸びしろ

ぼくたち「せんせい」が語るべきは

子どもたちの「伸びしろ」なんじゃないかな

って思う

そうすると、職員室はすてきな場所になる

ぼくは、先輩たちの姿から、そう教わった。


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