すでに主体として
教える前に
すでに子どもたちは主体として生きている
ぼくたち教師の意識に先立って
子どもはすでに主体として「いる」
思っているのと反対
もしかすると
子どもは不完全なところがあって
教師が導かなくてはいけない
そんなふうに思っていないか
でもそれは
大人の論理で
たしかに支え守ってあげなくちゃいけない
でも
子どもたちは生まれたときから
完全な一個の主体
大人とは見ている 感じている 世界が異なる
僕たち大人が失ってきたものを
心いっぱいにもって 自らの生を 生きている
大人が思っているのとは反対に
子どもはすでに主体として生きている
対象としてみてはいけない
目の前の子どもを指導しなくちゃ
目の前の子どもをなんとか変えたい
そんな大人の思いが強ければ強いほど
子どもを「主体」としてではなく「対象」としてみてしまう
大人が自分を一人の人間としてみてくれていないと感じたとき
子どもたちはどうするだろう
いま、大人はあまりにも 子どもを対象化しすぎていないか
